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ポスターモデルインタビュー

 徳島市阿波おどりの今年の公式ポスターが発表された。ポスターのモデルは、無双連で男踊りを踊る中村真季さん。満面の笑みをたたえ、背筋をピンと伸ばして団扇を巧みにさばく姿が写真に収められている。勇壮な男衆の踊りの中で紅一点、輝きを放っている。
 四国大学連でハッピ踊りを踊っていた中村さんは、卒業後も有名連に入って踊りを続けたいと考えていた。そんな中、友人に紹介されたのが無双連。6年前の秋、阿波おどり会館で初めて男踊りを見たとき、その迫力に圧倒された。「男踊りが一列になって迫ってくるところが格好よかった。私もあの中で踊ってみたい」。連長に入連を申し込むと「女の人の男踊りは、無双に前例がない」と断られたが、彼女の熱意にほだされて「やってみて踊れんかったら、女踊りでよ」と条件付きで認められた。
 そこからの中村さんの行動力は凄まじい。持ち前の負けん気の強さで日夜練習に打ち込み、周囲が驚くほどにメキメキと上達した。そして、翌年の夏本番には演舞場はおろか、前夜祭や選抜阿波おどり大会の舞台にも立つことができた。「どうせやるなら上手になりたい。目標は連長の踊りです。間の取り方が絶妙で早く習得したい」と目を輝かせる。



なかむらまき/1988年、徳島県生まれ。2012年に無双連に入連。現在は阿南市内の幼稚園に勤務。担任する3歳児クラスでは、夏が近づくと阿波おどりCDを流して、子どもたちと楽しんでいる。

○ポスターのキャッチコピーは一般公募され、内川豊典さんの「夏こそわたしの夢舞台!」が選ばれた。ポスターのサイズはB1判とB3判の2種類で、県内の交通機関や宿泊施設、観光施設などに掲示される。

※阿波おどりグラフ誌「阿波楽2018」(猿楽社)より

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